
9月1日は「防災の日」
今夏は熊本の地震、千葉の台風による冠水など、いつ起こるかわからない自然災害が近年増えてきているように感じます。
非常用持出袋の水や食料、懐中電灯などはしっかりと準備していても、「メガネ」の備えまで意識が回っている方は意外と少ないのではないでしょうか。
近年の災害では、地震による家屋の倒壊だけでなく、突然の避難や停電、ガラスの散乱など、日常が一瞬で一変するリスクと隣り合わせであることが改めて浮き彫りになっています。
暗闇の中での避難や、普段と異なる環境で頼りになるのは、何よりも「自身の視界」です。
今回は、以前にもご案内しましたが防災における、メガネの複数持ち、予備メガネの重要性と、おすすめの備え方についてご紹介します。

1. なぜ災害時に「予備メガネ」が必要なのか?
普段コンタクトレンズやメガネを使用している方にとって、視力矯正器具は生活必需品です。しかし、災害時には以下のようなリスクが生じます。
- コンタクトレンズの使用困難: 避難所などでは衛生的な環境を確保しにくく、手洗いも十分にできない中でコンタクトレンズの着脱を行うのは感染症のリスクを高めます。また、長時間の着用や断水による洗浄液不足も懸念されます。
- メガネの破損: 揺れや避難の際、メガネが曲がったりレンズが割れたりする可能性があり、1本しか持っていない場合、視界が奪われた状態で避難生活を送る強いストレスを強いられます。
- 夜間の突然の避難: 夜間に大きな揺れが起きた際、暗闇の中でメガネを探すのは困難です。予備があれば、すぐに安全な視界を確保できます。
2. 災害用に準備しておきたいメガネのポイント
防災用としてメガネを備える際は、いくつかのポイントを押さえておくと安心です。
- 古いメガネを活用: 新しいメガネを作った際、古いメガネを捨てずに保管しておけば、防災用として十分に役立ちます(多少度数が合わなくても、裸眼よりは安全に移動できます)。
- 丈夫なフレームを選ぶ: 衝撃に強いメタルフレームや、柔軟性のある樹脂製(形状記憶・ウルテムなど)のフレームは、防災バッグの中でも破損しにくくおすすめです。
- 避難場所に置いておく: 自宅用だけでなく、防災リュックの中や、枕元(就寝中の地震対策としてケースに入れて固定するなど)に常備しておくと、いざという時にすぐ手に取れます。
アイリスメガネでは、軽量・コンパクトであるスイスフレックスなどメガネの複数持ち、予備メガネを提案しています。


防災対策は、「まさか自分が」という時への備えです。
食料や防災グッズの点検と合わせて、ぜひメガネケースの引き出しの奥や、古いメガネの処方を確認してみてください。
クリアな視界は、災害時の正確な判断や安全な避難を守る第一歩です。「防災の日」をきっかけに、家族みんなの目の備えについても考えてみませんか?
